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裏技君_

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rootstockの解説

検索したらまだ投稿されてなかったので、隙間産業的なノリで書いて行きます。
rootstockとは、ビットコインのブロックチェーンを利用しながら動くサイドチェーンシステムの構想です。

Rootstockはビットコインを救って、Ethereumを潰すのか? | ビットコインの最新情報 BTCN|ビットコインニュース

最近Sidechain(サイドチェーン)という言葉を頻繁にビットコイン業界内では耳にするようになりました。 通常、サイドチェーンは、ビットコインのブロックチェーンとは独立したブロックチェーンで、サイド...
ビットコインニュース|BTCN

ー秘密分散とはー
特定のA個の鍵群のうち、B個の鍵を使えば復号が出来る、という特徴を持つ鍵のことを指します。必ずA≧Bの関係となることと、BはAより少なければ、いくらでも数値を変えられる特徴があります。Aを101、Bを67とすれば、101人中、3分の2以上の鍵が許可しなければ復号出来ない暗号を生成することが可能です。暗号化する場合、一意の公開鍵さえあれば可能ですが、復号するには大量の鍵認証が必須になります。
ビットコインではこれを使って「マルチシグネチャアドレス」と呼ばれる特殊なビットコインアドレスを生成出来ます。例えば3人の持つビットコインアドレスを使って、鍵群を3、復号に必要な鍵の数を2としてマルチシグネチャアドレスを生成した場合、そのマルチシグネチャアドレスに存在するビットコインを引き出すには、3人のうち、2人分の鍵が必要になります。

ーrootstockでは何をやってるのー
rootstockでは、このマルチシグネチャアドレスを使い、分散銀行を作ろうともくろんでいます。rootstockの採掘者には、採掘用のロジック以外にもうひとつ、ビットコインの分散銀行の運営を任されます。
この分散銀行は、預けられたビットコインの枚数に応じて、送金されたアドレスに対してRBTC(ルートビットコイン)が発行されます。また分散銀行にRBTCを預けると、預け入れたアドレスに対し同額のビットコインが引き出されます。
これにより、ビットコインの遅い取引認証を待たず、rootstockの素早い認証に鞍替えすることが可能になります。金本位制だった頃のドル札みたいな感じです。どちらかと言うとリップルのシステムに似てるのかも。

ーチューリング完全についての小話ー
rootstock内では、イーサリアムでも話題になったチューリング完全なスクリプトを実行する環境が存在します。
ビットコインの取引では、スクリプト暴走を完全に阻止するため、スクリプト文を遡って処理することを禁止しました。これによってチューリング完全性に大きく関わる「ループ処理」を行えなくしてしまったのです。これに対し、イーサリアムでは「ループしても良いけど、処理中の一定時間ごとに手数料が増えていくから注意してね」という形を実装しています。rootstockではどういった形で実装されるのか分かりませんが、間接的にビットコインでスマートコントラクトが可能になると聞くと、ちょっと楽しみです。

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最終更新日:2016-03-26 05:47

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