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裏技君_

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Enigmaとかいう頭おかしいプロジェクトの解説

MITが分散型クラウドコンピューティング『Enigma』プロジェクトを始動 | ビットコインの最新情報 BTCN|ビットコインニュース

今週火曜日、MITメディア・ラボはビットコインにインスパイアを受け構想された分散型クラウドコンピューティング技術『エニグマ(εnigma)』のホワイトペーパーをリリースした。 エニグマは制限付き完全準...
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Enigmaがどういう形で実装される予定なのか全く分かってない裏技君です。
とりあえずベータテストがそろそろ始まりそうなので、持てる限りの情報でどんな物なのかを説明していきます。

MITの分散型クラウドコンピューティング「Enigma」がベータ版リリース間近へ | ビットコインの最新情報 BTCN|ビットコインニュース

暗号技術により、データのプライバシーが完全に保たれた分散型のクラウドコンピューティングプロトコル「Enigma」のベータ版リリースが間近に迫っていることをBitcoinMagazineが報じた。Dro...
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―Enigmaって何よ―

準同型暗号を使った暗号文のまま計算を行うシステム、またそれによって計算リソースを売買するP2Pサーバー群の名称です。

ー準同型暗号の話ー

「データを暗号化したまま四則演算する」という凄すぎる方法が2009年に発見されました。それ以前は「暗号文のまま掛け算は出来るが足し算は出来ない」とか、「足し算は出来るが掛け算が出来ない」という中途半端な規格しか存在しませんでした。
最近になって、「ある程度の計算量までなら、秘密ノイズを載せたまま許容範囲内での掛け算と足し算、両方の計算が可能」な規格である Somewhat Homomorphic Encryption(ちょっとだけ完全準同型暗号)が開発され、話題になったそうです。
この規格単体だと、許容量以上の足し算や掛け算を行い続けると、だんだんノイズが乗りまくって復号出来なくなるそうです。いまだ完全な暗号技術ではありません。
今の所、「暗号化したままノイズだけを除去する復号化技術」という、よく分からない物を使って、ノイズを計算の都度取ってやらないと駄目みたいです。復号化に計算能力を使うので、このままだと明らかに「計算量<計算環境を整えるためのリソース」となってしまっています。

ー何故ビットコインー

「みんなが認めている価値を民主的にやり取り出来る」という理由があったような気がします(うろ覚え)。
「誰でも参加可能で、ビットコインさえあれば信用体系を自動化出来るじゃん?」みたいな話があったような気がします。
そのへんあんま覚えてないです(爆)

ー何がしたいのー
野良のジャンキーなパソコンでさえ、気兼ねなくリソースとして利用出来る、また売却出来るクラウドサーバー環境を整えようとしています。
ビットコインのシステムは、信用が必要ないサーバー群を使って動いています。この演算リソースバージョンがenigma、ということになります。
一番重要なポイントは、演算している本人でさえ、その演算がどのような意味を持つのかを理解していない所です。
全くの赤の他人のパソコンで、パーソナルでセキュアな計算の代替を行えます。

※zakiyamaさんのevernoteのURLが張ってありましたが、kataribeの性質上私的利用の範疇を超える可能性があるため掲載を取りやめました

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最終更新日:2016-03-24 13:06

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