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裏技君_

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存在証明が役に立つ時(Proof of Existence)

ビットコインブロックチェーンを使ったアプリの応用として、Proof of Existenceがあります。これは、自分の持っているデータのハッシュ値をブロックチェーンに書き込んで、その時点で自分がそのデータを持っていたことを後で証明出来るアプリです。

Proof of Existence

Proof of Existence


(初回は使用料として、10mBTC掛かります)

こちらのアプリ、一見そこまで重要そうには見えませんが、データ商売などの時にこれを知っていると、かなり手軽に、かつ誰にも改ざん出来ない証拠を書き込むことが出来ます。
例えば、絵を売って生活している人なんかは、売るデータをハッシュ化してブロックチェーンに書き込むことにより、自分がその絵を描いた張本人であることを誰にも分かる状態に出来ます。これは後で訴訟問題に発展したとき、とても強力な証拠として威力を発揮します。
証明手順も簡単。もう一度このサイトを経由してデータをアップロードすると、いつ書き込まれたのかをブロックチェーンから読み取って、その時に使われたビットコインアドレスと日時を出力します。
サイトの改ざんによってデータが変わる可能性は残っているので、将来的にもうちょっと良い感じのPoEアプリが出て来ることを祈ってます…w

ブロックチェーンの特徴として、過去の記録を改ざん出来ない、というものがあります。これは過去のデータを改ざんしてしまうと、ブロックチェーンのハッシュ整合性が崩れてしまうためです。ブロックチェーンの中のブロックのハッシュ値は、「SHA-256( SHA-256( nonce ) )」(二重ハッシュ)という形で収められています。このnonceの中身は、「ブロック番号+直前のハッシュ値+取引記録の全体ハッシュ+採掘者のビットコインアドレス+乱数」みたいな形になっています。

特にこのハッシュ値が入れ子構造になっているところがミソで、例えばn番目のブロックのハッシュに使われるnonceは、

『 n-1番目のブロックのハッシュ値 (n-2番目のブロックのハッシュ値(n-3番目のブロックのハッシュ値(・・・)+データ)+データ)+データ』

みたいな構造になっており、最新のブロックのハッシュ値は、それまでのブロック全体のハッシュ値の整合性を全て証明してしまっている形となります。改ざんしたいブロックだけ改ざんしようとしても、そのブロックは破綻し、また破綻した部分より新しいブロックは、ハッシュすべきデータの中に「直前のハッシュ値」が存在するので、それより以降の全てのブロックは整合性を失います。ドミノ倒しです。

PoEの話をしていたはずが、ブロックチェーンの解説を行ってる気がしてきたので、この辺で終わります…(震え声

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最終更新日:2016-03-28 00:39

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